青ヒバの会

首都圏を中心に青森ヒバでつながる、住まい作りのネットワーク

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青ヒバの家に住う

リビング1

施主は精神科医である。常日頃心の病いを抱えた患者さんと接する仕事だ。ゆえに自宅にいる時はリラックス出来る環境がほしい。その意味でも青ヒバの家は正解であった。
そもそも青森の地で100年以上育まれ、風雪に耐えた樹だ。製材品になっても香り良く、手触りが良く、抗菌性が高い。住まい独特の生活臭も、樹精であるヒノキチオールが消臭する。視覚的にもゴールドウッドと言われ、黄金色の木肌が美しい。

得も言われぬ癒しを感じる香り

リビング2

高齢化社会が進む現代社会でバリアフリー設計はもとより、認知症対策にも配慮する住まいづくりを欠かすことが出来ない。脳の中央に位置する「海馬」が香りを感知し、記憶を覚醒させる事も解って来た。

青ヒバの家では、家づくりにおける主たる構造体と内装の床壁天井に青森ヒバを使う。帰宅した時、たちまち甘い香りに包まれ、得も言われぬ癒しを感じる事を住み手が皆実感している。省エネルギーのため気密化が義務付けられている住居において風の通り道を設ける設計にし、抗ウイルス仕様としても、自然素材を多用した<青ヒバの家>に暮らしてほしい。

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