市川総合設計室

建築の仕事は人生と同じ出会いの連続です。

茶室3題

軽井沢
楽庵(1998年銅を用いた建築コンクールアイデア賞受賞)
矢板
地宙庵
熱海
孤柿庵

茶室は極小の空間である。人間の五感を基に、生活様式の中に所作を取り込んだのが茶道です。無垢の木で造り、炉を切り床の間を中心に、茶を喫する事により人と人との自然な出会いを楽しむ小空間であるが、抱合されているものは、とても大きい。簡素であることが時に豪華さに勝るという、日本文化固有の美意識がかくされている。

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