市川総合設計室

建築の仕事は人生と同じ出会いの連続です。

【木造大型施設】高橋林業土木 新社屋(木造)

用途
事務所、研修所、展示場
所在地
青森県北津軽郡
総延床面積
1,156平方メートル(350坪)
実務期間
1994年~1996年
掲載誌
(彰国社刊)
「ディテール/132号春」特集 木造大空間のディテール 「国産材と伝統の技法による緑陰の空間」
(建築資料研究社刊)
「建築設計資料」61 「木構造一伝統構法を基本に考える現代木構造」
受賞歴
平成10年度優良木造施設、農林大臣賞受賞

古和築伝統の技法を使い、普通の家大工でも出来る継ぎ手と仕口を使いこなして大きな内部空間が出来ないか。高橋林業が蓄えた木材加工技術の採用を提案し、直営による施工法でコストを抑えることを提案し、了承された。4寸角(120mm)の角材を使う組梁の手法である。上下2本の横架材に束と貫を入れ、その間に堅木を組み入れた。ちなみに、これらの建物は各部位にパラして再架構できる軸組空間である。経費も40%カットできた。

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